屋根・外壁の雨漏りでお困りの方へ

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❖ 屋根・外壁の雨漏りでお困りの方へ

雨漏りで困ったらまずはご相談ください。
お見積もりは無料です。

「止まらない雨漏りはない。」

私たちがなぜ、雨漏りの原因調査を徹底して行うようになったのか。
それは今から20数年前、私、門岡博昭が、妻と共に現場に出て頑張っていた頃のことです。

塗装工事中の現場に、ご近所の奥様が訪ねて来られました。
「雨漏りが止まらないので見てもらえませんか?」
大変お困りの様子なので、作業を中断してすぐにお伺いしました。

お話を聞くと、以前地元の工務店さん、また工務店さんのご紹介の瓦屋さんに依頼をし、
2度の修理をしたが、雨漏りは直らずにますますひどくなるばかり。

最後に来た瓦屋さんは、「原因が分からないので、とりあえず洗面器を置いておきます」
と帰ったそうです。

私が天井裏をのぞくと、大きな洗面器が4つほど置いてあり、水がいっぱいであふれ出し、
天井裏が水浸しでした。

ご主人が亡くなられて一人で部屋にいることの多い奥様は、
雨降りの日はポトポトと雨漏りの音が憂うつで、テレビの音を大きくして過ごしていたそうです。

奥様の姿が、父親をガンで亡くし、一人で部屋に閉じこもりがちの母の姿と重なりました。

「なんとか雨漏りの原因を徹底調査して、奥様を悩みから解放してあげたい」と強く思いました。

まず屋根に上がってすぐに気づいたのは、なんと屋根全体すべての瓦を、
瓦止めのコーキング材でふさいでいることでした。

これでは雨漏りは直るどころかひどくなるばかりです。

棟瓦(むねがわら)からの雨漏りの場合、一時的な応急処置としてコーキング材で
止める場合もありますが、これはあくまでも応急処置です。

それを瓦全体に施工すると、水の出口がなくなり、雨漏りはひどくなるばかりです。
そのような施工を、工務店さんや瓦屋さんが行ったとは信じられない思いでした。

カッターナイフを使って瓦の下端のコーキング材を取り除くと、
たまっていた水が次から次へと出てきました。

雨漏りを止めるには、まず水の侵入口を特定する必要があります。

原因調査の結果、どうやら2階の外壁のひび割れから雨水が侵入し、
1階の和室(奥様の居室)の天井に落ちているのではないか、と仮説を立てました。

原因となる雨水の侵入経路が複数あっても、雨漏り箇所が1つの場合や、
またその逆の場合もあります。

侵入経路を特定するため、奥様の了承を得て散水テストをして雨漏りの再現をしました。

下から順番に行い、最後に2階の外壁のひび割れの箇所に散水したとき、
2分後に1階和室天井に水がポタポタと落ちてきました。

天井から雨漏りが発生した場合、原因は屋根にあると考えがちですが、
原因調査をしてみると、壁からの雨漏りの方が多いのが実態です。

固定概念にとらわれていると誤った判断をすることがあるので、憶測で判断せずに、
実際に原因調査を行うことが大切です。

後日屋根外壁のリフォームをして、雨漏りは完全に直りました。

それから12年、奥様がお亡くなりになるまで毎年1回様子を見に伺いましたが、
その後雨漏りは一度もなく、安心して暮らせると大変喜ばれ、感謝していただきました。

それから「止まらない雨漏りはない」を信条に、原因調査を徹底して行い、
お客様が安心して生活できるリフォームを行うことを心がけております。

雨漏りの原因は?

次に、雨漏りの原因は何かをご説明いたします。

まず雨漏りの主な原因となる発生個所は、
屋根・外壁・窓まわり・ベランダ・バルコニーなどがあります。

屋根の雨漏り

瓦ぶきの屋根材は、陶器瓦、セメント瓦、スレート瓦、金属瓦などいろいろあります。

雨漏りの原因は、それぞれの形状により異なります。

いずれの瓦の場合にも瓦の下、野地板との間に、ルーフィングシートと呼ばれる
屋根の防水シートが敷いてあります。

この防水シートが破れていなければ、瓦から侵入した雨水は防水シートの上を流れ、
雨どいから排出され、多くの場合、雨漏りとはなりません。

現在では丈夫で耐久性の高い防水シートが開発されていますが、
雨漏りしている築年数の古い屋根瓦を剥ぐと、ボロボロに破れた防水シートを見かけます。

コロニアルと呼ばれるスレート瓦は、現在日本で一番多く使用されている屋根材です。

軽くて耐震性に優れているなど、長所もありますが、瓦と瓦の隙間が少なく、
塗装後の野地板の腐食のリスクが高いというデメリットがあります。
(現在はタスペーサーという材料が開発され、改善されています)

外壁の雨漏り

昭和50年ごろまで、戸建て住宅の外壁は、不燃化を図る国の施策を受けて
モルタル外壁が主流でした。

モルタルとは、セメントと砂を水でまぜて練ったものです。
(それ以前は板壁が主流でした)

そのモルタル外壁に代わり、住宅の不燃化を実現しつつ、モルタル外壁にはない良さのある
外壁材として開発されたのが、窯業系(ようぎょうけい)サイディングと呼ばれる外壁材です。

現在では、住宅の外壁の7割以上に使われています。
モルタル外壁もサイディング外壁も、ひび割れなどによる劣化により、雨水の侵入が始まります。

モルタル外壁の場合、一般的には下地になる板を張り、
アスファルトフェルトと呼ばれる原紙にアスファルトを含侵させた防水シートを張り、
その上に補強のための「ラス」と呼ばれる金網を固定し、その上にモルタルを塗って仕上げます。

モルタルは乾燥収縮や、建物の動き、また経年劣化によってひび割れが発生することがあり、
このひび割れから雨水が侵入し、雨漏りの原因となることがあります。

サイディングの外壁は、一般的には下地に透水シートと呼ばれる下張り材を張り、
サイディングを固定するための胴縁(木材)を取りつけた後、
工場成形されたボード状のサイディングを張りつけて仕上げます。

しかし、サイディング板の割れや、シーリングと呼ばれるサイディングとサイディングの継ぎ目を
埋める充填剤の切れや割れ、凍害による劣化などが、雨漏りの原因となる場合があります。

そのほか、窓まわり、ベランダ・バルコニーの雨漏りも、
発生した時の既成概念にとらわれて原因を推測するのではなく、
雨漏りの原因を徹底調査して、工事に取りかかることが大事だと考えています。

塗替銀次のショールームでは、モルタル外壁、サイディング外壁の構造を見ることができます。
ショールームにて、ご説明・ご相談を承ります。
お気軽にお問い合わせください。

外壁・屋根の塗替えの専門家『塗替銀次』

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